派遣切りはどんなときに起こる?——契約打ち切りのリスクと次の仕事を見つけるための備え
派遣切りが起こりやすいタイミングと理由を解説。契約打ち切りのリスクに備えて、派遣社員が普段からやっておくべき準備を紹介する。
「派遣切り」とはどんな状態か
派遣切りとは、契約期間の途中、または契約更新のタイミングで、派遣先企業や派遣元との契約が終了させられることを指す通称だ。正社員の解雇よりも法的なハードルが低く、景気変動の影響を受けやすい立場にある。
派遣切りが起こりやすいタイミング
- 景気後退・業績悪化のタイミング:企業がコスト削減のために非正規雇用から人員を減らす際、真っ先に対象になりやすい
- 契約更新のタイミング:契約期間の途中解除は法的に制限が強いが、更新をしない「雇い止め」は比較的行われやすい
- 繁忙期が終わった直後:特定の繁忙期対応のために増員された派遣社員は、繁忙期終了とともに契約終了となるケースがある
- 派遣先の事業縮小・撤退:部門ごと縮小・閉鎖される場合、派遣契約も同時に終了することが多い
契約途中の打ち切りは制限されている
労働者派遣法上、正当な理由のない契約期間中の派遣切りは制限されている。派遣先都合で契約期間中に打ち切る場合、派遣元は本人に対して新たな就業機会の確保や、休業手当の支払いなど一定の対応が義務付けられている。不当な打ち切りに遭った場合は、派遣元や労働局に相談できる。
派遣切りに備えてやっておくべきこと
- 複数の派遣会社に登録しておく:一社に依存していると、契約終了時に次の仕事が見つかるまでの空白期間が長引きやすい
- スキルの棚卸しをしておく:職務経歴書をいつでも更新できるよう、担当業務・実績を定期的に整理しておく
- 雇用保険の加入状況を確認しておく:一定条件を満たしていれば、契約終了後に失業給付を受けられる
- 正社員登用・転職の情報収集を並行して行う:契約終了後に慌てないよう、日頃から求人情報や転職エージェントとの関係を作っておく
まとめ
派遣切りは景気変動や契約更新のタイミングで起こりやすく、法的な保護は正社員より弱い立場にある。複数の派遣会社への登録やスキルの整理など、日頃からの備えが、契約終了時の空白期間を短くする鍵になる。
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