派遣の時給はなぜ正社員より高い?——月給・手取りで比較するときの注意点
派遣社員の時給は正社員の月給換算より高く見えることがあります。時給が高い理由と、賞与・社会保険・手取りまで含めて正社員と正しく比較するためのポイントを解説します。
派遣の時給が高く見える理由
派遣社員の時給は、同じ職種の正社員の月給を時給換算した金額より高く設定されていることがよくあります。これには理由があります。派遣は雇用期間が有限で、賞与や退職金がないケースが多いため、その分を時給に上乗せして提示されているのです。つまり「時給が高い=好条件」とは限らず、年収ベースで比較する視点が欠かせません。
年収で比較すると見えてくる差
時給1,600円の派遣で月160時間働くと、月収は約25.6万円です。一見すると同年代の正社員の月給を上回ることもあります。しかし、正社員には次のような時給に現れない収入があります。
- 年2回の賞与(ボーナス)——年収を大きく押し上げる
- 退職金——長期的な資産形成に影響
- 昇給・昇格による将来の収入アップ
これらを含めると、年収・生涯年収では正社員が上回るケースが多くなります。目先の月収だけでなく、賞与や将来の昇給まで含めて比較することが大切です。
手取りを左右する社会保険・税金
額面の収入が同じでも、手取りは社会保険料や税金によって変わります。派遣社員も一定の条件を満たせば社会保険に加入し、健康保険・厚生年金の保険料が給与から天引きされます。厚生年金に加入していれば将来の年金額に反映されるメリットがある一方、目先の手取りは減ります。手取りで比較する際は、社会保険への加入状況をそろえて考える必要があります。
比較でつい見落としがちな点
収入の安定性も重要な比較軸です。派遣は契約期間が定められており、更新されなければ収入が途切れるリスクがあります。正社員は雇用が安定している分、住宅ローンの審査などでも有利になりやすい傾向があります。時給の高さだけでなく、収入の継続性まで含めて総合的に判断しましょう。
自分のケースで試算してみる
派遣と正社員のどちらが自分にとって有利かは、働き方や年齢、ライフプランによって変わります。当サイトの収入比較ツールで、賞与や手取りまで含めた条件を入力し、あなたのケースでの差を具体的に試算してみましょう。
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